公益財団法人現代芸術振興財団は、「CAF OFFICE EXHIBITION Vol.8」を、2024年12月24日(火)〜2025年3月中旬にかけて開催しております。当財団の会長を務める前澤友作の現代アートコレクションの一部を公開しております。
会期 2024年12月24日(火)〜2025年3月中旬
会場 現代芸術振興財団(東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル4F)
入場無料、会期中無休 *ウィンドウ越しにご覧いただく展示です。
撮影:長谷なつみ
Dike Blair
ダイク・ブレアは1952年アメリカ・ペンシルベニア州ニューキャッスル生まれ、現在はニューヨーク在住。
ガッシュ、油彩、自身の写真、ポストミニマリズムの彫刻から転用した手法などを用いて、日常風景や素材をフォーマリズムの実践へと昇華させる親密な絵画を制作している。作家でもあり教師でもあるブレアは、1970 年代のニューヨークのダウンタウンでパンクロッカーやポストモダニストたちと共に育った。1980年代初頭、ニュー・ペインティングに向かう美術界の風潮に逆らい、彼はガッシュで自分の人生の一場面を紙に描き始めた。これらの日記のような絵画に人の姿は描写されていないが、精巧に描かれた絵画には日常を離れたところで繰り広げられるアーティストの亡霊が想起させられる。近年の個展には、Edward Hopper House(米・ニューヨーク州ナイアック/2024 年)、Karma(米・ロサンゼルス/2023年、ニューヨーク/2024年、2022年)、Various Small Firesm(韓・ソウル/2020年)、The Modern Institute(英・グラスゴー/2019年)、Linn Lühn(独・デュッセルドルフ/2019年)、Secessionm(オーストリア・ウィーン/2016年)、Jüergen Becker Gallery(独・ハンブルク/2016年)など。ブレアの作品は、アメリカのホイットニー美術館、ブルックリン美術館、モーガン図書館・美術館、ロサンゼルス郡立美術館、ダラス美術館、ロサンゼルス現代美術館などに収蔵されている。