ご挨拶
この度、現代芸術振興財団はスピリアールト クララ個展「くらら せきらら」を開催いたします。
スピリアールト クララは1993年生まれ、東京都出身。LUCA School of Arts大学院修了後、
ベルギー、ゲントを拠点に活動しています。
日本で初となる今回の個展では、2009年から2017年まで描き続けた「せきらら」な絵日記ドローイングという
制作の根源に焦点を当て、陶芸へと表現の幅を広げていった過程を紹介します。
個人または集団の文化的アイデンティティ形成におけるシンボルの役割、そこから読み取れる
自然と人間の関係を主なテーマとして制作を続けています。
2020年4月ロックダウンで外出も禁止されていた頃 ベルギーの薄暗い地下室で私は粘土をこねていた
ようやく学校の門が開いて自転車で運んで窯で焼いた 数ヶ月後その作品はたくさんの緩衝材に包まれて FedExで遠く日本のCAF賞審査会場へ送られていった
学校もアルバイトもすっぽかして飛行機に乗り 何もかもが新鮮で自分を宇宙人のように感じながら 周りのスマホを覗き込み私は自分の受賞を知った
こんなことってあるんだろうか
どうも、どうもありがとう!
もらったたくさんの賞金で生まれて初めて本を作った ずっと描きためてきた絵日記、日本のみんなに見てほしい もらった賞の副賞で生まれて初めて個展ができた 個展「くらら せきらら」は私の自己紹介
スピリアールト クララ
ONLINE TALK
Clara Spilliaert × Hirohisa Koike
【くららと小池さんのせきららトーク】 2022.3.5 Sat 19:30 - 21:00 ライブ配信 再視聴はこちらから Youtube Linkスピリアールト クララ / Clara Spilliaert
https://claraspilliaert.com/- 1993 東京都生まれ
- 2021 LUCA School of Arts ファインアーツ ガラス/陶芸科卒業
- 2015 LUCA School of Arts ファインアーツ 視覚芸術科 修了
- 2014 LUCA School of Arts ファインアーツ 版画/ドローイング科 卒業
- GROUP EXHIBITIONS
- 2021 Rising Stars展, Ginza ATRIUM, 東京
- 2021 Publiek Park, Vrienden v/h S.M.A.K., ゲント
- 2020 CAF賞2020, 東京
- 2019 Moving Word, Art Cinema OFFoff, ゲント
- 2018 MUREN, 壁画制作, ヘラールツベルヘン
- 2016 Shame, Museum Dr.Guislain, ゲント
- 2015 Young Artists 2015, Sint-Lukasgalerie, ブリュッセル
小池浩央 / Hirohisa Koike
https://www.hirohisakoike.com/- 1979 群馬県生まれ 写真家/写真研究者
- 2017– エストニア芸術アカデミー芸術学部写真学科講師
- 2016– タリン大学大学院人文科学研究科博士課程文化研究専攻在学中
- 2010 武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程
- 造形芸術専攻単位取得満期退学
- 2006 武蔵野美術大学大学院造形研究科映像コース修了
- 2001 獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業
- SOLO EXHIBITIONS
- 2018 「Nõmmegraphy」タリン市写真美術館
- 2015 「Desiderium」ラトビア写真美術館
- 2011 「Retardance」ナントメトロポル高等美術学校ギャラリー
ACCESS
港区六本木6-6-9 ピラミデビル4F 現代芸術振興財団Piramide Bldg 4F 6-6-9 Roppongi Minato-ku Tokyo
Contemporary Art Foundation
*3.17(木)は建物点検のため休廊いたします。