展示概要
ディスレクシアという視点を出発点に、
無意識に行っている「見る」という
行為について考える展示
1997年生まれのサカイケイタは、周囲との「認識のズレ」をテーマに、彫刻作品やインスタレーションを制作する作家です。彼は自身の持つディスレクシア(読み書きの困難)による特異な視点を制作の出発点としており、作品を通して知覚とコミュニケーションにおける新たな視点を探っています。
<Underline - 生活の記号と関わる>という展示会名は、サカイが生活をする中で出会う様々な「認識のズレ」をUnderline=強調して取り上げることに由来します。特に本展では、街中に存在するサインをモチーフにした大型インスタレーション《LINE 02》をはじめ、反復・繰り返しのパターンに焦点を当てた彫刻作品群を発表し、誰しもが日常の中で無意識に行なっている「見る」という行為について疑問を投げかけます。
作家紹介
サカイケイタ
Keita Sakai
1997年 東京都生まれ。
2015年 東京造形大学造形学部彫刻専攻領域入学
2017年 武蔵野美術大学造形学部彫刻科編入学
2019年 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業
2019年 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース入学
グループ展
2018年 「ゲシュタルト 建設」武蔵野美術大学/東京
2019年 2018 年度武蔵野美術大学卒業・修了制作展 / 東京
2018 年度東京五美術大学連合卒業・修了制作展 / 東京
「Rulebook Exhibition」D-LAND LOUNGE/東京
「NEW MAKER」ギャラリーLE DECO/東京
「2019CAF賞」代官山ヒルサイドフォーラム/東京
「へーはーほー展」武蔵野美術大学/東京
受賞
2019CAF賞 最優秀賞
助成
クマ財団 第4期奨学生
イベント
12/25(金)
より配信予定
オンライントーク
『遊びについて』
ゲスト
伊藤亜紗(美学者)
×
鈴木康広(アーティスト)
×
サカイケイタ(美術家)
Keita Sakai
Solo Exhibition
Underlineー
生活の記号と関わる
2020年
12/22 (火) ~
12/30 (水)
11:00~20:00
最終日16:00まで
入場無料|事前申し込み不要|
会期中無休
渋谷ヒカリエ
8/CUBE+COURT
〒150-8510
東京都渋谷区渋谷2-21-1
渋谷ヒカリエ 8F
開催期間
開催時間
開催会場
本展覧会
について
本展覧会は、公益財団法人現代芸術振興財団の行う「CAF (Contemporary Art Foundation)賞」の最優秀賞の副賞として行っております。CAF賞とは、学生の方々を対象に若手アーティスト育成を目的として2014年より毎年実施しているアートアワードです。最優秀賞受賞者には賞金100万円のほか、副賞として個展開催の機会を提供しております。