• 現代芸術振興財団 ホーム
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン

the CONSTRUCTORジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン

公益財団法人現代芸術振興財団は、10月22日~の24日の3日間にかけて、「the CONSTRUCTOR ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン」展を開催いたしました。フランス大使公邸を会場に、パリのパトリック・セガン・ギャラリーやカトリーヌ・プルーヴェ氏のご協力のもと行われた本展は、当財団の会長を務めます前澤友作の国内有数のコレクションを中心に、20世紀を代表するデザイナー/建築家であるジャン・プルーヴェ(1901-1984、パリ)の家具・建築作品を展示。日本初公開となるプレハブ建築《F 8x8 BCC 組立住宅》や家具、建築部材や設計図など約80点で、家具と建築の両面に通底するプルーヴェ芸術の真髄に迫りました。
本展を通じて、国内においてあまり展覧会が行われてこなかったプルーヴェ作品の鑑賞の機会を提供することで、より多くの人にジャン・プルーヴェに対する理解を深めていただけましたら幸甚です。
会場構成:Galerie Patrick Seguin

About Jean Prouvéジャン・プルーヴェについて

ジャン・プルーヴェは、ル・コルビュジエら同時代を生きた芸術家たちの賞賛を集め、ノーマン・フォスターやレンゾ・ピアノら戦後の芸術家にも影響を与えたデザイナー/建築家です。1901年、フランス・パリに生まれたジャン・プルーヴェは、アール・ヌーヴォの一派であるナンシー派を率いたヴィクトール・プルーヴェを父に持ち、金工職人の元での修行を経て独立、そのキャリアをスタートさせました。30歳で工房アトリエ・ジャン・プルーヴェを設立、やがて家具デザインから建築デザインまで活躍の場を広げていきます。工業化を推し進めたジャン・プルーヴェの工房は、またたく間に300人もの工員を抱える工場へと拡大していきますが、作家はデザインだけでなく生産や施工のプロセスも重視し、常に製造現場に寄り添ったものづくりをしました。「私は建築家でもエンジニアでもない、工員なのだ」という言葉や、自らを「Constructor(建設家)」と称したことにも、そんなジャン・プルーヴェの姿勢を知ることができます。隅々まで徹底した工業製品でありながら、職人気質がもたらすぬくもりを端々に感じさせるのは、その作品の大きな特徴でしょう。

Photo Gallery展覧会風景

ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景

Reception2016年10月21日 レセプション風景

ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景
ジャン・プルーヴェ:組立と解体のデザイン展覧会風景

Photos by Kaori Nishida & Kikuko Usuyama
Films by Ryuichi Maruo

このページのトップへ