CAFAA賞(CAF・アーティスト・アワード)は、現代芸術にかかわるアーティストを対象としたアートアワードで、次なる世代の柱となる才能あるアーティストを選抜し、国際的に活躍するきっかけを提供することを目的に、2015年より実施しております。今回の最優秀賞受賞者には、賞金300万円に加え、ターナー賞受賞者を多数輩出した実績を持つ英・デルフィナ財団との提携により、現代アートシーンの中心であるロンドンで3ヶ月間にわたる滞在制作の機会が与えられます。
デルフィナ財団ファウンディング・ディレクター、クリエイティブ・プロデューサー。
キングス・カレッジ・ロンドン(英)大学院にてクリエイティブ・インダストリー修了。All Change Arts(英・NPO団体)、Shubbak(英・アラビアアート・ビエンナーレ)、Caspian Arts Foundation(英)、Davidoff Art Initiative(スイス・NPO)、Marrakech Biennale(モロッコ・ビエンナーレ)等でボードメンバー、コミッティを歴任。『The Art Newspaper』、『Harper’s Bazaar Art Arabia』、『ArtAsiaPacific』、『ArteEast’s Quarterly』等、多数のメディアに寄稿。
東京藝術大学美術学部・大学院美術研究科准教授。東京藝術大学美術学部油画専攻卒業。
1994 年「絵画の子」でVOCA 奨励賞。1996 年サンパウロビエンナーレ日本代表。1997 年にベルギー出身の国際的キュレーター ヤン・フート氏に招かれ渡欧。以降ベルギー、ゲント市を拠点に各地で現地制作を行う。2006年より拠点を日本へ移し、世界各地で作品を発表している。
マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ助教授、デザイン・フィクション・グループ研究室主宰。インペリアル・カレッジ数学科および情報工学科を卒業後、英国王立芸術学院(RCA) デザイン・インタラクションズ専攻修士課程を修了。在学中より、テクノロジーによって変化していく人間の在り方や社会を反映させた映像、音楽、写真、パフォーマンス作品を制作。2013年よりマサチューセッツ工科大学(MIT) メディアラボ 助教に就任し Design Fiction Group をスタート。
スペイン出身の慈善家デルフィナ・エントレカナレスによって設立された、ロンドン最大のインターナショナル・レジデンス。1988 年にシェアスタジオスペースとしてオープンし、主にアフリカや南アジア、中東のアーティストを対象に運営されていた。2007 年に財団を設立し規模を拡大。現在は全世界から、7年間で200人を超えるアーティストとキュレーターを招へいしてきた。歴代の滞在アーティストには、マーク・ウォリンジャー、ジェーン&ルイス・ウィルソン、タシタ・ディーン、マーティン・クリード、グレン・ブラウンをはじめとするターナー賞受賞者のほか、シャンタル・ジョフィ、マイケル・ラデッカー、ファルハド・モシリ、ヤン・ヘギュ、スーザン・ヘフナ、ヴィム・デルボア、ホスロー・ハッサンザデ、ハリル・ラバーといった有名アーティストも含まれる。(デルフィナ財団 http://delfinafoundation.com)
・現代アートを制作するもの ※応募作品の形式は自由(サイズ規定あり)
・日本国籍を所有するもの、あるいは日本在住のもの
・大学・大学院などの教育機関を卒業後、10~15年程度のもの
・受賞時に、プロフィールや氏名(ペンネームなども可)、肖像画像について発表が可能であるもの
1次選考:エントリーシート、作品データ(画像・動画)にて審査
2次選考:作品データ(画像・動画)、ポーフトフォリオ等にて審査
最終選考:審査員とのディスカッション(英語)
・記入済エントリーシート
・作品データを入れたCD-RあるいはDVD-R(ファイル形式規程あり)
以上2点を、下記住所まで郵送してください
〒106-0032
東京都港区六本木1-9-18 アークヒルズ仙石山レジデンス1102
公益財団法人現代芸術振興財団 CAFAA賞担当宛
<応募〆切>2016年7月15日
<1次選考>2016年7月下旬
<2次選考>2016年8月下旬
<最終選考・表彰式>2016年9月中旬
公益財団法人現代芸術振興財団
TEL 03-6441-3264
E-mail contact@gendai-art.org